チャンピオンのパーカは、なぜ愛されるのか?
1・チャンピオンの歴史(エッセンシャル版)
2・ボディの特徴
3・オリジナルパーカになぜむいているのか
1・チャンピオンの歴史(エッセンシャル版)
1919年、チャンピオンはアメリカの
ニューヨーク州を拠点とし元々は、ウールの下着などの防寒用製品を販売しておりやがてアメリカの軍隊で訓練用として使われるようになる。
その後、大学などの学校で、チャンピオンのウェアについて丈夫さや価格に評価が高く、全米でも話題となるほど口コミで広がった。
もともとTシャツが、下着として使われていただけだったが、チャンピオンのTシャツがきっかけで、1枚でも外に着られるものになった。
1934年に、今でも主流になっている「リバースウィーブ」仕様が生まれた。
洗濯すると縮むという問題を解決するために、
コットンの縫い方を独自の手法により考え出し、スウェットなどに組み込んだ。
1939年、チャンピオンは、世界初になるリバーシブルのTシャツを作った。
現在にも影響を及ぼすその発想力には、目を見張るものがある。
1950年、大学名をプリントしたスウェットやパーカが人気になる。現在日本でも、カリフォルニアやオレゴンなどの地名や
大学名をプリントしたチャンピオンのパーカを見かける。
1969年、今ではおなじみになったCのマークができた。全米の大学から注文がありすぎて、
新聞にも載ったことがあるらしい。
1984年、チャンピオンのCマークが、「左袖」につくようになった。つまりついてないものは1984年より前のもので、大変レアな古着かもしれない。
2011年から2018年
新しい商品やカラーが増え、長く愛されているブランドとして確立。
最近また人気が出てきて、10代や20代を中心に売れている。
2・ボディの特徴
着心地ががっちりしていて、「こりゃ丈夫だよね」って声に出てしまう感じ。
さわり心地もよく、少しザラザラしているモデルもある。
着ればわかる、USA製品の力強さは最高。
パーカ1枚でも様になる。力強さを感じるシルエットと厚手のボディは1年を通して着用できるもの。
スウェットにしてもパーカにしても、なぜチャンピオンはここまで安心感を与えてくれる製品を作ったのか?歴史からもわかるように、元々ミリタリー・軍隊でも利用され、また、学生の激しいスポーツにも耐えられるように作られたものだから。更に長く使えるように、縫製の仕方をチャンピオン独自の手法により、何回洗濯を繰り返しても縮まず使えるように作られた。創作者の願いが込められた、よいパーカやスウェットを長く使ってほしいという精神が感じられるものである。
3・オリジナルパーカになぜ向いているのか
リバースウィーブ仕様のスウェットやパーカは、オリジナルプリントのボディとして使われることもある。丈夫で何回洗濯しても縮んだりしづらいため、愛着ある一品を作りたいときや、こだわりをもって長く使っていきたいモノを作るときにはよく選ばれる。
チャンピオンのパーカは、品質がよいが金額もそれなりにかかるので、オリジナルパーカなどを制作するときは、無地商品のノーブランド製品を使われることが以前は多いように感じられた。
しかしながら、イベントなどでは他人とどれだけ違いを出せるのかは重要なことだ。
だからあえてチャンピオンのスウェットやパーカを選び、質感から差別化をはかる。
その上で、オリジナルデザインやオリジナルプリントで仕上げていく。
100年近く愛されて、Made in U.S.A.で、丈夫でかっこいい。
選ばない理由がないチャンピオンのスウェットやパーカは、オリジナルデザインを
加えることで最強のオリジナルスウェットやオリジナルパーカになる。
せっかくオリジナルデザインで作るなら、あなたならどっちを選ぶだろうか。
私なら断然、チャンピオンで最高のオリジナルパーカを作る。